こだわりの玄関鍵が・・・ | 玄関のドア鍵の基本知識

玄関のどんなところに気をつける?ここから始める鍵の対策!最新キーシステムの基礎情報

レトロな雰囲気が良いと思ってアンティークもの・ヴィンテージものの錠前を玄関に取り付けてみた。お店の鍵はよく壊れるので安いものを使っている。鍵は2個あればいいのなら、今と同じ鍵をつけたらいいじゃないか。
そのこだわり・その間違った知識は早めに改めておいた方がいいかもしれない。玄関こそ防犯性を重視した鍵選びが大変重要になる。見た目のこだわりやコストももちろん考えたいところではあるが、簡単な作りの鍵を取り付けてしまえば防犯性は大変なことになる。

こだわって選んだ錠前
ぜひアンティークな鍵・古い鍵を使うのであれば、別でしっかりと鍵をしめる補助的なを取り付けてほしい。装飾錠とよばれる昭和の戸建てに多い鍵は見た目は華やかで手の込んだドアノブと一体型というデザイン性が素敵ではあるが、鍵穴の破壊・ピッキングに弱いものが多い。交換できるのであればシリンダーだけでも交換はしておきたい。また、鍵はどれも一緒だろう、店に金目の物はないよ、という理由で安いドアノブ錠を取り付けられている店舗も多いのですが、泥棒は金目の物だけを盗むわけではない。店舗のパソコンや顧客情報が狙われる事や、店舗に金目があると思って荒々しい侵入手段を取られてしまっては、鍵の交換コストよりも修理代金がかかるものです。鍵はしっかり防犯性があるものを選び、鍵以外にも防犯対策が必要となるだろう。
また、複数の鍵を取り付けるメリットとしては、時間がかかる・実際に侵入しようと思うと労力・力もいるので、泥棒がはなから狙わないことが多いのだ。ただし、簡単に開けられるシリンダーもよく知っている為、古いシリンダーを2個取り付けたところで5分程度で鍵開けはできる。複数取り付けることが重要なわけでは無く、いかに防犯性のある鍵を複数取り付けるかが重要となる。